プラークについて患者さんに語り続けること。心に響いて欲しいこと。
患者さんと必ずプラークコントロールの話をすることを心がけています。
つい、先生は、治療に一生懸命になっていると、治療のことばかりになってしまいます。自分も治療にだけ一喜一憂していました。
最近変わってきました。なにが変わっていきたかというと、「ブラッシング指導」です。

なぜかというと、自分が歯周外科をした患者さんが、治療をして数年ぶりに来院された時、歯周病が進行して抜歯に至ったからです。そのときほど悲しかった時はありません。患者さんはあまりブラッシングに熱心ではありませんでした。
その患者さんに変貌を実現できなかったのか。プラークコントロールができていれば良好な状態が見込めたのに・・・。

しかし、患者さんは分からないのです。自分の歯ブラシができていないことに。まあこんなものでいいだろう。と思って、これまでと同じようなブラッシングをされている方が多いです。
同じ医院で10年、20年通われている方のレントゲンをみて、歯の欠損をみて、現在のプラークコントロールを見ると如実にわかります。プラークコントロールのできている方は、歯を失っていないか、わずかしか歯を失っていません。
プラークコントロールができていない方は、急速に歯を失っていっています。
その差を痛感しています。

普通、自分の歯ブラシの仕方を、他の方と比較することはないと思います。普通、自分と同じような歯ブラシの仕方をしていた方が、どのような結果を迎えているかを知ることはないと思います。

どうしたら、患者さんが、歯を失わない習慣を身につけることができるか。行動変容を起こせるのか。認知できるのか。行動に変化を起こせるのか。私は、悩み続けました。

その答えの一つが、プラークコントロールに常に感心を示し、あの手この手で患者さんに訴え続けることです。

自分が一番気をつけていること。治療をしながらでも、どんな時でも、必ず、プラークコントロールに対する評価する。磨けているなら、褒める。磨けていないなら、指摘する。
その人によい生活習慣に変わってほしいと思います。そして、その人に、う蝕や歯周病が再発して欲しくないと思っています。

頑張って治療に通われた方が、もう、これ以上治療の大変な思いをしてもらいたくないからです。すこしでも良い口腔内環境を維持して欲しいからです。

きっと、患者さんも、スタッフも、先生またフロスの話をしている、、、と耳にタコが出来るほど聞いていることでしょう。でも、そんな想いで、プラークについて患者さんにお話をしています。