医局の後輩の開業に関しての話を大学医局にてしました。
 
◼開業する後輩歯科医師と話をして
その先生は、歯科のことが本当に好きで、寝る間もなく、休みもなく、ひたすら勉強していて、技術の研鑽し、将来に対するビジョンも明確な先生です。研修医のときからきっと歯科医師として開業した時に成功するだろうなと感じている先生でした。
必ず地域で必要とされる先生となり、必要とされる医院になると言うことを確信しました。その先生が頑張るということがきっと歯科界にとってプラスとなります。
開業する地域、来てくれる患者さん、一緒に頑張る先生たち、医院メンバーに恵まれる将来像がとても明確にイメージが沸きました。
後輩で切磋琢磨している先生と接すると自分も刺激を受けます。
開業して成功する歯科医師の一人です。
 
 
◼歯科医院を開業の難しさ 
後輩と話をしていて、また開業した同級生と話をしていて感じることがあります。
歯科医院を開業することは年々難しく、リスクが高まってきてます。開業時のコストは増加し(CT、デジタル環境前提)、診療報酬は横ばい、日本の人口減少、虫歯の減少、歯科医師の増加。。。
 
最近気づいた僕の結論の一つがあります。開業だけが歯科医師の生きる道ではない。
中途半端な気持ちで開業すると本当に閉院の憂き目にあってしまいます。そういう歯科医師の友人を何人も見てきました。
アドバイスや支援も出来る限りするけども、本当に閉院の危機から脱出するのは大変です。
本当に開業医として成功する歯科医師は、そのリスクをすべて受け入れ、腹をくくって、周囲からの反対を押し切ってでも開業する先生です。
 
僕が後輩や歯科界のためにできることが2つ考えました。
1つは歯科医師の技術支援・開業支援。
2つ目は歯科医師の職業人として生涯安心して働ける職場創りです。
 
1つ目はいつも考えていたことです。歯科医師として一人前になるということは開業することだと考えていました。自分もそういうパラダイムの中に生きていました。開業・創業者になることばかりを考えていました。
自分の城を持つこと、教育すること、歯科医師としての技術を提供することを夢見ていました。これからの歯科界は開業しても良いこと無いよという声は一切聞き入れてきませんでした。自分の環境も良かったと思います。歯科医師として成功している恩師若松先生の元で勤めもらうことができたこと、自分の学生時代から興味のあった歯周病学についての研究に関わることができが大きいと思います。
 
最近2つ目の、歯科医師の職業人として生涯安心して働ける職場創りを考えるようになってきました。
ただ開業した友人や先輩と話していて、こんなに大変な思いをする必要があるのか、疑問を持つようになってきました。
医局の先輩でもあえて、実家の歯科医院を継ぐのではなく、勤務医をされている先輩がいます。その理由は、「自分の臨床を追求するため」だとのことです。開業しか頭になかった自分には当時理解ができませんでした。
今にして思えばとても納得できます。開業に伴う借金、労務問題、設備の問題。多々あります。
チーム医療を提供していく、組織を作ることが好きな先生は良いと思います。自分もその一人です。
 
ただ本当は、開業医になるのではなく、勤務医のほうが性にあっているなという先生も、後輩を見ていたら感じるところもあります。労務や借金に煩わされるのではなく安心して、自分の歯科医師としてのパフォーマンスを発揮できたら幸せだろうなと思います。
 
 
◼歯科医師が臨床を追求していける医院を目指して
僕は今、安心して職業人として歯科医師が、働ける環境つくりを目指しています。
僕は、歯科医師には歯科医師として夢を持って生きて欲しいと強く願っています。こんな素晴らしい職業はない。自分の技術を提供して、感謝の言葉を頂いて、生活が出来る。自分の技術や知識は必ず自分の一生の糧になっていく。素晴らしいことだと思っています。
志結会をそういう歯科医師人生を輝かせていける職場にどんどん進化させています。
歯科医師が自分の技術と知識を向上させていくことができるように。職業人として満足して生活が出来るように。
マイクロスコープを導入したのも、インビザラインを導入したのも、歯科医師の技術研鑽の支援をしているのも、すべてが歯科医師の人生が豊かになって欲しいという願いからです。
志結会おざき歯科医院が、口腔の健康を通じて、関わるすべての人の物心両面の幸福を追求できる組織であること。
具体的には、メンバー一丸となって、丁寧な治療、泉州で歯周病を治す重要な歯科医院になる、歯周病コントロール下でのインプラント治療を安心して行えるように、日々精進していきます。
 
僕自身日々患者様と向き合いともに悩み、知識と技術研鑽を積んでいる真っ只中です。歯科医師は生涯勉強だと考えています。
至らない点多々あります。先輩先生方にもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。