8月2日(土)にKISW韓国金先生インプラントセミナー2014に参加させて頂きました。

場所はソウルの金鴻基先生のデンタルオフィスで行われました。

9:30より会長の若松宏幸先生より挨拶。そして先月お亡くなりになられた、メンバーの松井先生へ黙祷。

〜スケジュール〜

午前

金泰栄先生執刀によるライブオペ

午後

①金鴻基先生講演

②会員症例発表

③金泰栄先生講演

 

患者さんも待たれているため早速OPEへ。また同オフィスで今回はSCIも含む2社業者展示も行われました。

OPEは金泰栄先生が担当されました。

今回の処置は、右上567欠損部へのサイナスグラフトとインプラント埋入が行われました。的確かつスピーディーな処置に驚きました。その中でも、解説を交えていただきとても勉強になりました。

 

その後、OPEに関してのディスカッションと質疑応答。

サイナス処置時の麻酔部位、サイナスのウィンドウの骨の処理、骨補填材充填後のメンブレンの有無、シュナイダー膜穿孔時の対応法など、多くのディスカッションが行われました。

とくにシュナイダー膜が破れた際はコラテープ置く(約1cmまでなら)。それ以上破れたら中止し、耳鼻科の先生と診てもらうのも良い、発熱時は抗生物質2w投与するなどの実践的な話を伺いました。

1時間少しのスピーディーなOPEと活発なディスカッションによって午前の内容はあっという間に、終了しました。

 

昼食後、午後金鴻基先生より「サイナスについて」講演が行われました。

その中で、

・サイナスグラフトの1.simultaneous approach、staged approach、cold-well-luc approach、le fort 1 osterotomy、ソケットリフトなどの説明

・上顎洞の脈管神経解剖、生理的構造、自然孔の大きさ、上顎洞の疾患

・ソケットリフト、オステオトーム術式、Gingival reflection、骨移植材

・インプラント形態、OPE後の注意事項、ローディング確認

・症例
・

サイナスの練習法

に関しての具体的な話をして頂きました。

質疑応答では、サイナスに吸収性膜をおくかの判断基準などのディスカッションがされました。
今回の症例発表では3名の会員の先生が発表をされました。
今村隆一先生より4症例の経過報告、

安田耕先生より抜歯即時埋入にフォーカスをあてた症例、臨床上の疑問点、T’s bone spreadingを活用した症例、

浜西伸児先生より前歯審美領域におけるCTを活用したソケットプリザベーション、前歯部インプラント症例、

に関して発表、ディスカッションが行われました。

 

夕刻、最後に金泰栄先生より、

「サージカルステント」についてSurgiGuide™歯牙支持タイプSurgiGuide®ドリルガイド、粘膜支持タイプSurgiGuide®ドリルガイド、骨支持タイプSurgiGuide®ドリルガイドについての講演

「インプラント合併症」として、

・絶対的禁忌症、相対的禁忌症の判断

・出血疾患、Antibiotic prophylaxis

・ 出血、Emphysema、Perforation of sinus and nasal cavity、Nerve damage、Fracture of jaw bone、Instrument swallowing or aspiration、Technical problemなどのオペ中の合併症

・腫脹、Hematoma、Infection、Numbnessなどの術後の合併症
・Lateral approach techniqueでの注意点 などの
の講演が行われました。

今回、

会員の先生方・金先生交え多く質疑応答ディスカッションがされて、白熱したセミナーとなりました。そして高度なOPEを行って頂き、丁寧に質問にも答えて頂いた金鴻基先生、金泰栄先生に感謝します。

私自身も先生方の症例発表に刺激を受け、金先生の充実した講演内容に頭がいっぱいになりました。向上心を持ち、患者さんと向き合い、真剣に治療に取り組んでいる先生方がここにいる。素晴らしいことです。自分もそう有りたいと思います。

また明日からの臨床を頑張りたいと思います。