子ども虫歯予防Mogumogu

子どもの虫歯予防

地域のお子様のお口の健康を守るもぐもぐクラブ

地域のお子様のお口の健康を守るのが私たちの使命です。

おざき歯科医院では、院をあげて、お子様の予防治療に取り組んでいます。

キッズ向け予防治療「もぐもぐクラブ」とは

お子様の虫歯と不正咬合(悪い歯並び)を予防し、虫歯のない綺麗な歯並びを目指す「子どもが自ら進んで」定期的に来院する会です。

子どもの歯はとてもむし歯になりやすい環境にあるので、むし歯を予防するためにはお子様 一人一人に合ったさまざまな工夫が必要です。なんでもしっかり噛めるお口は”心と体の健康”への第一歩。お子さんの健全な永久歯列を作るため、私たちにサポートさせてください。

入会金:2000円  年会費:不要  対象年齢:0歳〜
(入会時に2,500円分のホームケアグッズ入りもぐもぐBOXをお渡しします)

  • もぐもぐBOX

    ホームケアグッズを入れる箱です。ご来院いただく時もグッズを入 れてお持ちください。シールを貼って好きなようにデコれます

  • もぐもぐノート

    お子様の歯の成長記録です。もぐもぐクラブで来院されたら、今の状態とその日にしたことを記入していきます。

  • 会員証

    もぐもぐクラブの会員証です。

  • 歯ブラシ

    子ども用と仕上げ磨き用 計6本

  • ツインミラー

    手鏡と口の中用の小さなミラーも入っています! 鏡を見て歯みがきをするよう習慣づけします。

  • ウルトラフロス

  • フッ素配合歯磨き粉

  • フッ素ジェル

  • キシリトールタブレット

  • プラーク染め出し液

おざき歯科医院のキッズコーナー
おざき歯科医院にはキッズコーナーもあるから楽しく通えます!

3ヶ月に1回もぐもぐチェック

上手にホームケア出来ていたか、チェックとクリーニング、予防処置、フッ素トリートメントをおこないます。(保険の範囲内で行います。こども医療券も使えます。)

もぐもぐBOXを3ヶ月に1回の来院の際にお持ちいただき、足りないアイテムを追加していきます。だいたい歯ブラシくらいなので、約300円から500円です。

みんなでむし歯のない綺麗な歯並びを目指しましょう!

虫歯予防のポイントについて

お子様の虫歯予防のポイントは5つあります。

虫歯菌の感染を減らすこと

生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。まずは周りの大人の方が虫歯の治療やクリーニングを受けて虫歯菌の数を減らしておこと、そして食器の共用を避けるなどの努力でできるだけ感染を減らしましょう。

歯みがきで虫歯菌を追い出すこと

正しい歯みがきの習慣を身に付けることが大切です。

歯が生え始める6ヶ月ころには離乳食のあとはうがい代わりに白湯や水を飲ますか、ガーゼで拭って口の中をきれいにしてあげてください。歯ブラシを歯固めがわりにして少しずつ慣らしていきましょう。できるようでしたら、フッ素ジェルやフッ素スプレーを使用開始しましょう。

1歳ころになって、歯ブラシに慣れたら歯みがきの練習をしましょう。この頃には1日1回は簡単でいいので歯みがきをするようにしましょう。

1歳6ヶ月になると奥歯も生えてきて虫歯菌にも感染しやすくなってきます。

寝る前の歯みがきを習慣化していきましょう。また、歯科を受診して高濃度のフッ素塗布をしてもらいましょう。

乳歯の虫歯になりやすいところ

子ども虫歯予防 子ども虫歯予防

食習慣に気をつけること

おやつの内容に注意!

まずは、おやつの内容を虫歯になりにくいおやつに変えることが大切です。おやつ=甘いものというイメージが有りますが、お子様にとっておやつは3食では補いきれないエネルギーを補うものです。おにぎりや、旬のお野菜やフルーツとお茶などをあげるのが食育と言った点からもベストです。

甘いモノばかりあげていると甘いモノが大好きになってしまって虫歯になりやすくなってしまいますので、たまにお楽しみとして与える程度にしてあげてください。

ダラダラ食べをしない!

食回数が増えるとその後毎回歯ブラシをしたとしても、そのたびに虫歯になりやすいお口の環境になってしまいます。食事、間食は時間を決めましょう。

だらだら食べることや合間でジュースなど砂糖を含む飲み物を飲むことはやめましょう。食事、間食以外のときは飲み物も砂糖を含まない水やお茶だけにしてください。

食事の回数とpHの変化(ステファンカーブ)

食事の回数とpHの変化(ステファンカーブ) 食事の回数とpHの変化(ステファンカーブ)

フッ素とキシリトールの使用はとても有効です

皆さんご存知のキシリトールを活用することも有効です。キシリトールは天然素材甘味料で安全、歯垢の中のミュータンス菌を減少させ、虫歯の原因となる酸を作らせない働きがあります。

そしてフッ素は歯を強くする大きな味方です。歯が生えてきたらフッ素入り歯磨き粉を毎日使用して歯を強くしましょう。また、歯医者でしか塗れない高濃度のフッ素塗布も定期的に受けるようにしましょう。むし歯になりやすいお子さんには、歯の溝を埋めるシーラントという処置も有効です。

フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素には歯を強くする働きがあります。生えはじめの乳歯はとてもやわらかく虫歯になりやすい歯ですが、フッ素を塗布することで歯質を強化でき、虫歯菌の繁殖を抑えられます。また、フッ素には歯の再石灰化を促す働きがあるため、初期の虫歯なら治療できます。

シーラント

シーラント

シーラントは、奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋める処置です。乳歯の奥歯や、生えたばかりの6歳臼歯は複雑で深い溝があり虫歯になりやすい歯ですが、シーラントを行うことによって食べカスが溜まりにくくなり、虫歯を効果的に予防できます。

定期検診に通う

歯医者は楽しいところ

むし歯のない歯という一生の財産

ぜひ、皆さんにしてほしいことがあります。

皆さんは、どうしても歯医者は怖い所、痛いところ、行きたくない所というイメージが強いと思います。みなさんのそのイメージはそのままお子さんへも引き継がれてしまいます。確かに、虫歯の治療に行くならば痛くて怖いところになってしまうかもしれません。

でも、どうでしょう? 痛くなったから行くのではなく、悪くならないように検診とクリーニングに行く所と思えば、美容院のように楽しく通えるのではないでしょうか?

ぜひ、予防で通うという習慣と、歯医者は怖いところではなく、楽しいところだというイメージをお子様にはプレゼントしてほしいと思います。

そのためには、お母さんたちも「悪いことをしたら歯医者に連れてくよ!」と言った脅しに使ったりしないでくださいね。「悪いことをしたら楽しい歯医者にいけなくなるよ!」と言えるくらいのプラスのイメージをお母様にもお子様にも持っていただけたら嬉しいです。

お母さんなら誰しも、子供に幸せになってもらいたいと思い、いろんなことをしてあげるでしょう。いろいろなところに連れて行ってあげたり、美味しいものを食べさせてあげたり、ほしい物を買ってあげたり、教育をしてあげたり…。そんな中の一つに、むし歯を作らない習慣と、むし歯のない歯という一生の財産をプレゼントしてあげてほしいな、と思います。生まれてくるお子様のために、マイナス1歳からの虫歯予防を始めましょう!

おざき歯科医院では3か月に1回の定期健診を行なっています。

定期的に歯科を受診して高濃度のフッ素塗布や、虫歯にならないための予防処置、その時に応じた歯ブラシのアドバイスをさせていただいています。