For parents 我が子を志結会に預けられる親御様へ

自立した社会人・医療人としての成長を目指して

我が子を志結会への就職をご検討頂いている親御様にぜひお読みいただきたく一筆とっております。

私達は、従業員・メンバー、一人ひとりを我が子のように真剣に考え接して参ります。

お子様が活躍していく2040年に向けての日本経済、世界情勢、歯科界は、困難な局面に差し迫ってきます。そんな時代に、お子様が、自分の足でしっかりと歩み、生き抜いていく強い力を身につけ、豊かな人生を手に入れてほしいと願っております。

この時代で十分に生き抜いていく、豊かな人生を手に入れるためには、取り組むべきマインド・ノウハウ・ナレッジがあります。そしてそれを習得していくのが志結会という職場だと考えています。
ただ言われたことだけこなしている人は、これからの時代必要とされなくなっていきます。自分から考え、行動し、周りにプラスの影響を及ぼすことが必要と考えています。志結会は、そういう意味では決して生ぬるい環境ではないと思っています。

医療従事者として、そして医療従事者の前に「社会人として」一人前になれることを念頭に育成して参ります。
このBUCAの時代(1)、生成AIの台頭する時代(2)を自分の力で生きていけるように、さらなるキャリアを積めるように、志結会では仕事を提供しています。

ぜひ、お子様の成長の一つ一つを感じてください。
1年、3年、5年と、成長していく姿をぜひ陰ながら応援ください。

真剣な指導を受けた時は、真剣に考える場面が数多くあると思います。親御様が、相談に乗られることもあると思います。親御様と私達志結会のメンバーが望む、ご子息様の、自立した社会人・医療人としての成長という点は一致していると信じております。
ぜひ、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

1.歯科医師として我が子を志結会にお預けになられる親御様へ

志結会への就職をご検討いただきましてありがとうございます。

志結会では、歯科医師としての成長を重視しております。私たちは、研修歯科医の初年度から6年目までの各段階での成長を、マズローの欲求5段階理論(3)に基づいてサポートします。

私達は、ご子息様が、歯科医師として一人前になること、自信を持って診療に当たれること、自分の得意分野を見つけられること、専門医(4)や学会での発表を通じての自己実現が出来るようになること、歯科医師会など地域医療に貢献するマインドを育てることを念頭に於いて指導して参ります。

 

志結会では、研修歯科医の1年間、卒後2年目から6年目までの5年間での歯科医師の成長を、マズローの欲求5段階+1、学習曲線から下のように考えております。

1−1:マズローの欲求5段階+1

  1. 生理的欲求: 安定した生活基盤の確立。
  2. 安全の欲求: 職場での安心感とセキュリティの確保。
  3. 社会的欲求: コミュニティ内での居場所と所属感。
  4. 承認欲求: スキルと成果に対する評価と認識。
  5. 自己実現欲求: 専門的成長と個人の目標達成。
  6. 超越欲求: 地域医療への貢献と社会への影響力。

1−2:若手歯科医師としての成長におけるマズローの欲求5段階+1

 

お子様が歯科医師として志結会で働く際の成長と発展は、マズローの欲求5段階+1に沿って計画されています。当院は、歯科医師の専門性を深め、地域社会への貢献を目指す若手医師のサポートに注力しています。

1. 生理的欲求:安定した生活基盤の確立

  • 当院は、初期給与と福利厚生を通じて、お子様の経済的な安定を確保します。
  • 安心して専門スキルの習得に集中できるよう、家賃補助制度など、生活面での支援を提供します。

2. 安全の欲求:職場での安心感とセキュリティの確保

  • 滅菌消毒の充実、安全管理委員会による研修、上司による面談を通じ、院内の安全な環境と、リスク管理の徹底により、お子様が安全に臨床を実践を行えるようサポートします。
  • また、3冊の道徳マニュアルをベースに、倫理的な医療実践の基準を教育し、職場での安全と信頼を確立します。

3. 社会的欲求:コミュニティ内での居場所と所属感

  • 歯科医療はチーム医療です。志結会では、歯科医師チーム、歯科衛生士チーム、歯科助手受付チーム、クリーンチーム、訪問チーム、事務局チームがあります。
  • チームワークと協力を重視した職場文化を通じて、お子様がチームの一員としての居場所を見つけ、所属感を感じられるよう努めます。同僚との協力や患者との信頼関係構築を通じて、職場での社会的結びつきを強化します。
  • 将来、継承・開業・医局長就任などの際には、各チームとの連携を習熟した上で、仕事ができるようにサポートいたします。

4. 承認欲求:スキルと成果に対する評価と認識

  • 臨床技能や専門技能の習得、および業界内での成果に対して、学会発表歴、専門医・認定医の取得、医療実績、従業員360度評価(5)により、適切な評価と認識を行います。
  • 定性評価・定性評価を通じて、お子様の成長と成果を称賛し、モチベーションの向上を図ります。

5. 自己実現欲求:専門的成長と個人の目標達成

  • 専門医や学会での発表、地域医療への貢献など、お子様のキャリア目標に合わせた成長機会を提供します。
  • スタディーグループや定例会への参加を推奨し、専門性の向上とリーダーシップの発揮をサポートします。
  • 各種認定医・専門医の取得をサポート(症例治療計画サポート、症例書類作成サポート、各種スタディーグループとの連携)もしくは支援をしております。
  • 地域医療に貢献できる「保険診療」、自分の高いパフォーマンスを追求する「自由診療」どちらも実践できる院内環境とチャンスを提供します。

6. 超越欲求:地域医療への貢献と社会への影響力

  • 地域社会への医療サービスの提供と、社会に対する積極的な貢献を奨励します。地域の健康増進活動や口腔衛生啓発など、社会的影響力を拡大する機会を提供し、より大きな目的に向かってキャリアを築いていけるようサポートします。

 

志結会では、若手歯科医師が専門的な技能を身につけ、地域医療に貢献できるよう、幅広い学習機会とサポート体制を提供しています。お子様が自分のキャリアを築く上で、志結会が全面的にサポートし、ともに成長していくことをお約束します。親御様の理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

2:歯科衛生士として我が子を志結会にお預けになられる親御様へ

 

お子様が志結会での歯科衛生士としてのキャリアを積む上で、マズローの欲求5段階+1に基づいた成長の道筋をご案内します。

歯科衛生士の仕事は、患者の口腔衛生の向上や予防歯科の重要性を広める役割を担う重要なものです。私たちは、継続的な教育と実践を通じて、お子様の成長を全面的にサポートします。

マズローの欲求5段階+1に基づく成長戦略

  1. 生理的欲求:安定した生活基盤の確立
    • 初期の給与保証と職場環境の整備を通じて、お子様の経済的安定をサポートします。
    • 安心してキャリアを構築できる基盤を提供します。
  2. 安全の欲求:職場での安心感とセキュリティの確保
    • 安全な職場環境を整え、倫理的な実践基準を提供します。
    • また、継続的な職業教育を通じて、技術と知識の向上を図ります。
  3. 社会的欲求:コミュニティ内での居場所と所属感
    • チームワークと協力を重視した職場文化を築き、お子様がチームの一員としての居場所を見つけられるよう支援します。
    • また、職場内外での社交活動やイベントに参加することで、同僚や地域社会との絆を深めます。
  4. 承認欲求:スキルと成果に対する評価と認識
    • お子様の技術的成果や職業的達成を認識し、適切な評価とフィードバックを提供します。
    • 定期的なパフォーマンスレビューを通じて、個々の努力と成長を称賛します。
  5. 自己実現欲求:専門的成長と個人の目標達成
    • 高度な口腔ケア技術の習得、予防歯科教育、そして患者とのコミュニケーション能力の向上に重点を置きます。
    • また、個人のキャリア目標に合わせた専門研修や継続教育プログラムを提供します。
  6. 超越欲求:地域医療への貢献と社会への影響力
    • 地域社会への啓発活動や学校での口腔衛生教育の機会を提供します。
    • これにより、お子様は地域社会の健康向上に貢献し、専門家としての社会的影響力を拡大できます。

 

我々志結会では、歯科衛生士としてのお子様の成長を全面的にサポートします。彼らが専門的スキルを磨き、地域社会への貢献者として活躍するために、必要なリソースと機会を提供いたします。

 

3:歯科助手・ドクターマネージャーとして我が子を志結会にお預けになられる親御様へ

お子様が歯科助手やドクターマネージャーとして志結会で成長する過程は、マズローの欲求5段階+1に沿って計画されています。当クリニックは、彼らがクリニックの運営において重要な役割を担い、職業的成長を遂げることを全力でサポートします。

1. 生理的欲求:安定した生活基盤の確立

  • 私たちは、成長に応じた給与体系と充実した福利厚生を提供し、お子様の経済的安定を確保します。
  • これにより、歯科医療従事者としての職業に集中し、スキルの向上に専念できる環境を整えます。

2. 安全の欲求:職場での安心感とセキュリティの確保

  • 安全な職場環境の提供と、職場での健康と安全に関する教育を通じて、お子様が安心して働ける環境を整えます。
    職場内のリスク管理と安全対策の徹底により、安全意識を高めます。

3. 社会的欲求:コミュニティ内での居場所と所属感

  • 当クリニックでは、チームワークと協力を重視した職場文化を築き、お子様が職場コミュニティの一員として居場所を見つけられるよう支援します。
  • 食事支援制度など法人内のチームワークを向上させる施策を通じ、同僚との協力と交流を促し、強い所属感を育みます。

4. 承認欲求:スキルと成果に対する評価と認識

  • お子様の職務遂行能力や成果に対して、適切な評価とフィードバックを提供します。
  • 定期的なパフォーマンスレビューを実施し、彼らの努力と成長を称賛します。

5. 自己実現欲求:専門的成長と個人の目標達成

  • 管理能力、コミュニケーションスキル、チームワークの強化を目指し、個々のキャリア目標に合わせた専門研修や継続教育を提供します。
  • 彼らが医療従事者として自信を持って治療のサポート、患者対応、クリニック運営に取り組めるよう、外部研修や外部医院見学なども行い、包括的な成長機会を提供します。

6. 超越欲求:地域医療への貢献と社会への影響力

  • 社会への影響力を高めるために、地域医療イベントや健康啓発活動への参加を奨励します。
  • このような活動を通じて、お子様は地域コミュニティへの貢献を実感し、職業としての達成感を得ることができます。

当クリニックでは、お子様が歯科助手やドクターマネージャーとして自信を持って働き、専門的なスキルと社会的な影響力を発揮できるよう全面的にサポートします。親御様のご理解と協力をお願いいたします。

 

4:さいごに

我々志結会では、大切なお子様が歯科医療の分野で活躍し、地域社会に貢献できるよう全力でサポートいたします。その中で、お子様の

5年後、10年後の彼らの成長を見守り、その過程でのご意見やご提案を歓迎します。お子様の未来を共に築き上げていけることを願っています。

 

 

1:「BUCAの時代」

現代社会の不確実性や複雑さを表す言葉です。BUCAは以下の4つの英単語の頭文字を取ったものです:

  1. B – Brittle(脆い、もろい): 現代の経済や社会システムは、外部からのショックや変化に対して脆弱であることを意味します。これは、システムが急激な変化や予期せぬ出来事に対して、簡単に崩壊したり、大きな影響を受けやすい状態を指します。
  2. U – Unpredictable(予測不可能): この要素は、未来が予測しにくい、または全く予測できない状況を表します。技術の急速な進化、市場の変動、政治的な変化などがこれに該当し、企業や個人は常に変わる状況に適応し続けなければならないことを示唆しています。
  3. C – Complex(複雑): 社会、経済、技術などが高度に絡み合い、互いに影響を及ぼす複雑なシステムのことを指します。複雑性は、問題解決や意思決定を困難にし、シンプルな解決策が通用しない状況を生み出します。
  4. A – Ambiguous(曖昧): この要素は、事象や情報が多義的であること、つまり一つの事象に対して複数の解釈が可能であることを意味します。これにより、リスクを評価することや適切な方針を立てることがより難しくなります。

BUCAの時代は、企業や個人が直面する環境の不確実性、複雑性、そしてそれに伴う挑戦を指摘しています。このような環境下では、柔軟性、迅速な適応、革新的な思考、そして不確実性に対する強い耐性が成功の鍵とされています。

 

2:生成AIの台頭する時代

「生成AIの台頭する時代」は、人工知能の分野において、特に生成的な技術が急速に進化し、多様な分野で広く利用されるようになった現代の時期を指します。生成AIとは、データから新しいコンテンツを生成する能力を持つAIシステムのことで、テキスト、画像、音声、音楽、ビデオなど、多種多様なメディア形式で出力を生成することができます。

生成AIの主な特徴と用途

  1. テキスト生成: 自然言語処理技術を利用して、記事、詩、物語、コード、さらには会話応答などを生成する能力。これはジャーナリズム、コンテンツ制作、教育、カスタマーサービスなどで活用されています。
  2. 画像生成: GANs(敵対的生成ネットワーク)や他の技術を用いて、リアルな画像やアートワークを生成。これはデジタルアート、ゲームデザイン、ファッション業界などで使われています。
  3. 音声合成: 高度な音声生成技術を用いて、リアルな人間の声を模倣し、音声アシスタント、オーディオブック、自動翻訳サービスなどに応用されています。
  4. 音楽生成: AIが独自の音楽作品を作成する能力。音楽制作、サウンドデザイン、エンターテイメント業界での利用が見込まれています。
  5. ビデオ生成: 映像素材を生成したり、既存のビデオを変更する能力。映画業界、広告、バーチャルリアリティなどに利用されています。

生成AIの台頭に伴う影響

  1. クリエイティビティの拡大: アーティストやデザイナーは、新しいアイデアやコンセプトを探求するために生成AIを活用しています。
  2. 効率性の向上: 特にコンテンツ制作や設計分野で、時間を要する作業をAIが補助し、生産性を高めています。
  3. 個別化とパーソナライゼーション: ユーザーの好みや行動に基づいてカスタマイズされたコンテンツを生成することで、より個別化されたユーザー体験を提供しています。
  4. 倫理的・法的課題: 著作権やプライバシーの問題、偽情報の生成と拡散のリスクなど、新たな倫理的および法的課題を引き起こしています。
  5. 雇用とスキルの変化: 一部の職種ではAIによる自動化が進む一方で、AIを管理・活用するための新たなスキルが求められるようになります。

総括

生成AIの台頭は、テクノロジーの進化が社会や経済に与える影響を象徴しており、歯科医療のみならず、私たちの生活、働き方、創造性に革新的な変化をもたらしています。歯科医療においても、これらの技術を効果的に活用するためには、技術的知見の習得だけでなく、倫理的、法的な側面にも注意を払う必要があります。

 

 

3:「マズローの欲求5段階理論+1」

「マズローの欲求5段階理論+1」は、心理学者アブラハム・マズローによって提唱された「欲求5段階理論」に、後に追加された1つの段階を含めた理論です。この理論は、人間の動機付けと欲求を階層的に理解するためのフレームワークを提供します。

マズローの欲求5段階理論の基本構造

  1. 生理的欲求(Physiological Needs): これは食物、水、睡眠、呼吸など、生存に不可欠な基本的な身体的欲求です。
  2. 安全の欲求(Safety Needs): 物理的、経済的安全だけでなく、健康や福祉に関する安全、予測可能な環境を求める欲求です。
  3. 社会的欲求(Love and Belongingness Needs): 友情、愛情、親密さ、所属感など、人間関係における相互性を求める欲求です。
  4. 承認欲求(Esteem Needs): 自尊心、自己評価、他者からの評価や承認、成功や達成感など、自己尊重と他者からの尊重を求める欲求です。
  5. 自己実現欲求(Self-Actualization Needs): 個人の潜在能力を最大限に発揮し、自分自身の可能性を実現する欲求です。

+1:超越欲求(Transcendence Needs)

後にマズローは「超越欲求」という概念を追加しました。これは自己実現を超えた段階であり、個人が自分自身の限界を超えて他者や何か大きな目的に貢献することを指します。この段階では、個人は自己を超えた意識や経験に到達し、高次の目的のために働くことに喜びや充足感を見出します。

総括

マズローの欲求5段階理論は、人間の動機づけと成長を理解するための強力なツールとして広く受け入れられています。個人の欲求がこれらの段階を通じて成長し、発展すると考えられており、特に教育、ビジネス、心理療法などの分野で応用されています。「+1」の段階は、人間の成長と発展が自己中心的な欲求を超えて、より大きな社会的、精神的な目的に向かっていくことを示しています。

 

4:今後の歯科界における「専門医」について

今後の歯科医療において「専門医」の価値は、いくつかの重要な側面で顕著になると予想されます。歯科医療は技術の進歩とともに進化しており、専門医はこの変化する医療環境において重要な役割を果たします。

専門医の重要性の増加

  1. 高度化・複雑化する歯科治療への対応:
    • 歯科医療は、技術の進化に伴い、より高度かつ複雑な治療が可能になっています。例えば、インプラント、審美歯科、矯正歯科などの分野では、専門的な知識と技術が求められます。
    • 専門医は、これらの高度な治療を提供するための専門知識と技能を持っています。
    • 歯科医師として自分の得意分野を追求する形として、専門医の取得は、1つの目標となります。
  2. 患者ニーズの多様化への対応:
    • 患者のニーズは多様化しており、特定の歯科問題や複雑な症例に対して専門医の知識が求められます。
    • 専門医は、特定の分野における深い知見と経験を持ち、患者に最適な治療を提供できます。
    • 専門医機構の設立と運用により、今後の日本の歯科界において、患者様が専門医による治療を望むケースが増えてくると予想されます。
  3. 医療技術の進歩に伴う専門性の必要性:
    • 新しい医療技術や材料の開発により、専門的な知識が必要とされます。
    • 例えば、デジタルデンティストリー(CAD/CAM技術、3Dプリンティング等)は、認定医・専門医などの適切な知識と技術を持った者による、活動、普及が望ましいと考えられます。
  4. 総合的な口腔健康管理への貢献:
    • 専門医は、単に特定の治療に留まらず、患者の総合的な口腔健康管理にも貢献します。全身の健康と口腔健康の相互関係に精通しており、より包括的なアプローチを提供できます。専門医機構による総合歯科医の設立もここをめざしています。
  5. 医療の発展、教育と研究への貢献:
    • 専門医は、歯科医療の教育と研究においても重要な役割を担います。新しい知識と技術を次世代の歯科医師に伝え、歯科医療の発展に寄与します。自分のことだけなく、歯科界への貢献をできる歯科医師になって欲しいと願っています。

専門医の価値と今後の挑戦

  • 価値の強調: 専門医は、求める患者に対して高度な専門知識と技術を提供することで、より質の高い治療を実現します。これは患者の満足度と治療成果の向上に直結します。
  • 連携の強化: 専門医は、他の医療専門家との連携においても重要な役割を果たします。これにより、患者の包括的なケアが実現されます。
  • 挑戦: 医療従事者は生涯学習です。その中でも、専門医は常に最新の医療知識と技術を学び続ける必要があります。また、医療技術の進歩に伴い、専門医の役割も進化し続けることが期待されます。

結論

将来の歯科医療における専門医の価値は、単に特定の分野の専門性に留まらず、患者ケアの質の向上、教育と研究への貢献、そして歯科医療全体の進歩への寄与において非常に高いものとなるでしょう。専門医は、進化し続ける医療環境において、重要な鍵を握っていると信じております。

 

 

:360度評価とは

「360度評価」とは、企業や組織において従業員のパフォーマンスや能力を評価する一手法です。この評価システムは、従業員の業績を多角的な視点から評価することを目的としており、その名の通り、従業員を取り巻くあらゆる関係者からのフィードバックを集めます。

360度評価の主な特徴

  1. 多角的なフィードバック:
    • 評価は、直属の上司だけでなく、同僚、部下、時には社外の人間(例えば顧客やパートナー企業の従業員)からも収集されます。これにより、被評価者のパフォーマンスに対する広範な視点が得られます。
  2. 自己評価の組み込み:
    • 従業員自身も自己評価を行うことが多く、これにより自己認識と他者の認識のギャップを理解することができます。
  3. 行動と能力の評価:
    • 360度評価では、具体的な業績だけでなく、コミュニケーションスキル、チームワーク、リーダーシップ能力などの行動や能力も評価の対象となります。
  4. 個人の成長と開発のためのツール:
    • この評価方法は、従業員の強みや改善が必要な領域を明らかにし、個人の成長やキャリア開発をサポートするために使用されます。

360度評価の利点

  • バランスの取れた視点:
    • 複数のソースからのフィードバックにより、よりバランスの取れた、公平な評価が可能になります。
  • 自己認識の向上:
    • 自己評価と他者の評価の比較により、従業員は自身の働き方や行動に対する深い洞察を得ることができます。
  • コミュニケーションと関係の改善:
    • 他者からのフィードバックを受け入れることで、従業員間のコミュニケーションが向上し、職場の人間関係の改善につながります。

360度評価の課題

  • フィードバックの質:
    • フィードバックの質が一定でない場合、評価の信頼性が低下する可能性があります。
  • 主観性と偏見:
    • 評価者の個人的な意見や偏見が結果に影響を与える可能性があります。
  • 実施の難しさ:
    • 効果的な360度評価システムを設計し、実施するには、時間とリソースが必要です。

結論

360度評価は、従業員のパフォーマンスと能力を総合的に理解し、個人の成長と組織の発展に貢献する強力なツールです。ただし、この評価システムを効果的に利用するためには、適切な設計と実施、フィードバックの質の保証、そして結果の適切な解釈と活用が重要です。志結会でもこの概念を導入し、チーム医療の担い手としての、成長をサポートしております。

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あなたのキャリアをどのようにデザインしていくか、理事長の尾崎亘弘が一緒に考えます。
おざき歯科医院に興味のある人も、そうでない人もぜひ一度ご連絡ください。
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