理事長ブログBlog

5272020
日々のこと

医の倫理、現代版「ヒポクラテスの誓い」ジュネーブ宣言を胸に

医療の道を志した予備校時代、入学前に「ヒポクラテスの誓い」(ジュネーブ宣言)を暗記して、一年間毎日唱和していました。

自分が何者でもなかった浪人時代、自分の心の拠り所は、この「誓い」でした。

自己を確立していく時、これが自分の中に、染み込んでいると思います。

まだ何者でもなかった、19歳。それから20年がたった今も自分の中に存在しています。

日に日に拠り所を振り返ったときに、それが輝いています。

そしてそのヒポクラテスの誓いの現代版がジュネーブ宣言と言われています。そのもアップデートされています。

その内容を紹介します。

 

いち医療専門職として、

* 人類への奉仕に自らの人生を捧げることを厳粛に誓う

* 患者の健康とウェルビーイングを第一に考慮するものとする

* 患者の自己決定権と尊厳を尊重する

* 人間の命に対し最大限の尊敬を維持する

* 年齢、疾患または障碍、信条、民族、ジェンダー、国籍、政治的志向、人種、性的志向、社会的地位あるいはその他いかなる要因も、己の責務と患者との間に介入させない

* 信頼の上で知り得た患者の秘密は、患者の死後においても尊重する

* 良き医学慣行に従い、良心と尊厳をもって専門職を実践する

* 医療専門職としての名誉と高貴な伝統を育む

* 教師、同僚ならびに生徒たちに、しかるべき尊敬と感謝の念を捧げる

* 患者の利益と医療の進歩のため、医学的知識を分かち合う

* 最高水準のケアを提供するため、自身の健康、ウェルビーイング、およびその能力に注意を払うものとする

* たとえ脅迫の下であろうとも、人権と自由権を侵害するために私の医学的知識を用いない

* ここに自由意思のもと名誉にかけて、厳粛に以上のことを誓約する。

— 2017 WMA Declaration of Geneva

(ウィキペディアより)

人によっては、厳しいと思うかもしれませんが、医療従事者として、患者さんの身体、健康を取り扱ううえで、この気持は必須だと思います。

志結会で、この宣言を大切にしていきたいと思います。

全てのスタッフが一医療人として。