理事長ブログBlog

2112015
夢と思い
経営について

稲盛和夫、6つの精進

知人の先生に借していただいて、観ました。

 

自分は忘れていないか?

 

稲盛和夫「6つの精進」
1.誰にも負けない努力をする。
2.謙虚にして驕らず。
3.反省のある毎日を送る。
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行を積む。
6.感情的に悩まない。
熊取町ねごろ歯科医院院長の根来先生に貸していただいてDVDを観る。
自分は未熟。少しでも実行できるように自分を省みる。
1.誰にも負けない努力をする。
誰にも負けない努力をしているだろうか。質と量と。
自分は頭も悪く、要領も悪い。平凡な能力しかない。
なにもありません。
ただできることは何かと思うと、愚直なまでに努力することだけです。
人が、3回でできることも、30回しないとできません。
だからするだけです。
一回聞いてできることも10回聞かないと出来ません。
だから、メモを取ります。
後から自分で見返します。
後の9回を自分で反復します。
良い治療がしたい。
患者様に喜んで欲しい。
患者様の生涯に渡る口腔の健康に責任を持ちたい。
ただそのために。
患者様から、成書から、論文から、師匠から、先輩、後輩から学びます。集中力を持って。
2.謙虚にして驕らず。
謙虚さを失っていないでしょうか。
患者様に、周りの人に。
いろいろな立場の人に。自分が絶対ではない。
患者様の言葉に耳を傾けているでしょうか。
忙しさを理由に聞き流していないでしょうか。
スタッフの言葉に耳を傾けているでしょうか。
謙虚さとは、誠実さ。
3.反省のある毎日を送る。
日々反省していれば、成長します。
一日を振り返り、5分でも、10分でも。
臨床上だったら、自分の反省点を思い返します。そして日記に付けます。
そして解決策を見つけ、わからなければ師に聞き、論文を探し読み、成書に目を通し、明日からの自分の行動を良いものに変えようと思います。
その積み重ねが、臨床家としての成長だと思います。
また、(本当は全症例であるべきですが)難症例は写真に記録します。
その治療、治療後まで責任を持ちます。
4.生きていることに感謝する
生きている、生かされている。
家族、仲間、スタッフ、患者様によって生かされている。
一人では生きていけない。
そのことに感謝する。
歯科医師も、患者様がいなければただの人です。
5.善行、利他行を積む。
善い行いをする。
選択肢が2つ合ったなら、善いと思う方を取る。
世のためになると思う方を取る。
地域医療のため。自分の旧友のため。
望まれていることは何でしょう。
組織に望まれていることは何でしょう。
いろいろな立場にさらされます。
本当に迷った時は、広く普遍的に善いと思った方を取る。自分の責任で。
個人への善行。
本当に相手を想った言動は時として、厳しくも有ります。
愛情があるから厳しくもあります。
本当に相手を良い方向に導ける選択をしていきたいと思います。
6.感情的に悩まない。
どうしても、若輩者である自分は、感情的に悩んでしまいます。
ただ、悩んでいるだけだと物事は解決しません。くよくよしていても物事は解決しません。
前に進むこと、最善をつくすこと。できることは全てすること。
自分にできることを全てして、後は、天に運命を委ねること。
良くなろうと、最悪の結果となろうと、自分の手を離れたら、あとは待つのみ。後悔しないレベルで。
そこまですると、もう悩まなくなります。
臨床家として、経営者として、社会人として、大人として、心のなかにとどめておきたい言葉です。

 

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