理事長ブログ
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「臨床・症例について」カテゴリ内の記事を表示中
- 10282026臨床・症例について
う蝕治療を考える――初期の変化を見逃さず、治療後も歯を守る
むし歯の治療では、きれいに詰める技術が必要です。ただ、詰め物ができたところで、その患者様のむし歯への対応が終わるわけではありません。なぜ発症したのか、次の病変を防ぐには何を変えられるのか。ここまで考えることが、歯を長く守る診療だと思います。今回は、う蝕、つまりむし歯の治療を、日本歯科保存学会のガイドラインと、日本ヘルスケア歯科学会の資料・論文から考えます。... - 10232026臨床・症例について
【若手Dr向け】歯周再生療法を学び実践する前に――歯周基本治療と再評価を、チームの共通言語に
こんにちは。医療法人志結会おざき歯科医院、理事長の尾崎亘弘です。歯周組織再生療法の講演を見ると、材料や術式に関心が向きますよね。若手の先生方が、新しい治療を学びたいと思う気持ちは大切です。そのうえで、手術の前に、どのような治療と判断があったかにも目を向けてみましょう。今回は、歯周基本治療と再評価について、Dr✖️DH✖️DA(Re)✖️消毒滅菌のチームで何を共有したいかを考えます。... - 10142026臨床・症例について
【若手Dr向け】紹介先に伝わる紹介状を書くために
こんにちは。医療法人志結会おざき歯科医院、理事長の尾崎亘弘です。紹介状を書き終えたら、受け取る先生の立場で読み返してみてください。「何を相談されているのか」「どこまで診療が進んでいるのか」が、すぐにわかるでしょうか。診断名や検査結果を並べるだけでは、こちらが判断に迷っている点が伝わらないことがあります。私は、まず相談したいことを一文にしてから、必要な経過や所見を整理する方法を勧めます。... - 10072026臨床・症例について
「有意差がありました」の先を読む
論文や講演で「統計学的に有意な差がありました」と聞いたとき、そこで納得してしまっていないでしょうか。私が若い先生と確かめたいのは、その差がどれくらいで、患者様の何を変えるのか、ということです。米国統計学会の声明は、p値や統計学的有意性が、効果の大きさや結果の重要性を表すものではないと説明しています。 小さな差でも有意になることがありますし、有意でなかったことだけで、効果がないとも言えません。... - 7292025臨床・症例について
【2026若手歯科医師向け】勤務医の時に、職場を退職するまえに出来るようになっておいたほうが良いこと11選+1(志結会編)
【2026年版】 | こんにちは、若手の歯科医師の皆さん!年末・年始を向かえるころ友達同士で話すとよく「もうこの職場は辞めようかな」という話を聞きますよね。私も勉強会や医局や部活のOB会などで「今の職場を退職しようと思っています」、という若手歯科医師の声を聞くことがあります。 | 時には「その決断、正しいかも」と思うこともありますが、よく聞いてみるとまだまだその職場での成長のチャンスがある場合も、実はとっても多いんです。... - 8312024臨床・症例について
【歯学部生・若手歯科医師へ】根管治療の前に見直したい、歯の形と根管のつながり
根管治療がうまくなりたい。そう考えたとき、ファイルや根管充填の方法に関心が向くと思います。私が若い先生に大切にしてほしいのは、処置を始める前に、その歯の中の形を考えることです。教科書の図と、目の前の歯を見比べてみる。どこが同じで、どこが違いそうか。その疑問を持って診療に臨むと、解剖の勉強も具体的になります。根管の本数を決めつけない... - 9182023臨床・症例について
【若手歯科医師向け】保険診療が正しく、自由診療は悪か?それとも、自由診療が正義で、保険診療は害か?
勉強会にも積極的に参加する若手Dr向けから、こういう意見を聞きました。「◯◯という歯科医院は、保険診療で治療を適当にして、大量にぶん回している。ちゃんと治療をしていると思えない!」 | また他の開業されている院長先生からこういう意見を聞きました。「△△という歯科医院は、保険診療をせずに自由診療しかやらない金の亡者だ!」... - 9132023臨床・症例について
アライナーの経過観察で、若い先生と歯科衛生士に見てほしいこと
アライナー矯正は、取り外し式のマウスピースで歯を動かす治療です。経過観察では、「次の装置を渡せるか」だけでなく、計画と実際の歯の動きが合っているかを確かめます。日本矯正歯科学会も、適切な診察・検査・診断と、治療経過の確認を重視しています。若い先生や歯科衛生士が、何を見て、どの疑問を担当の歯科医師に伝えるか。その整理に役立つよう、確認の視点をまとめます。... - 8302023臨床・症例について
保存版!【歯学部生・衛生士学生さん向け】医療者として、歯科医院で患者様にすべき配慮
保存版!!今回のブログでは「臨床家として実際の現場での患者様応対で、気をつけていること」をここに書かせてもらいます。歯学部学生さん、若手歯科医師、衛生士学校学生さん、歯科衛生士さんなど、歯科医療従事者はぜひ参考にしてみてください。 | 今回これを書くきっかけになったのは、先日、新人歯科衛生士さんからスケーリングを受けたことです。... - 8172023臨床・症例について
歯学部生・研修医・若手歯科医師必見!「エビデンスピラミッド」とその項目について解説
ここを見に来てくれている方の多くは、歯学部生さんと研修医さんのようです。検索ワードをみていると特に「エビデンス、EBM、EBD」から来ているようですね。今日は重要用語のエビデンスピラミッドについて記してみたいと思います。皆さんは「エビデンスピラミッド」という言葉を聞いたことがありますか?これは、医学的エビデンスの質を示す概念の一つで、...